花巻 | カテゴリー
最近の記事
花巻 | アーカイブ
花巻 | モバイルサイト
qrcode
11月20日 庭園見学会

第2回 庭園見学会 日出忠英
晩秋のおだやかな日に、宮城県登米市豊里町の香林寺庭園を見学しました。参加者は女性13名を含む19名でした。朝9時に花巻を出発して途中で昼食をとり、北上川沿いの香林寺に到着しました。
住職の武山正廣師は出張中で、前住職の武山正道老師のお出迎えを受けました。早速、庭園の隅々まで鑑賞して回りました。敷地はおよそ1万坪で、平成10年頃から建築工事と造園工事が10年余り続きました。
設計と施工監督は日出忠英が担当し、施工は只重建設が主体になりました。以前の庭園や建物も、新しい設計に基づいて全面的に改修し、平成時代にふさわしい駐車場や車道と門塀を考え、その後ろに参道、建物、庭園を配置しました。県道からの入口は、ミカゲ石の門柱と瓦屋根板石の塀にしました。塀内側に駐車場を配し、前庭は緑の芝生にして周囲の田園風景に合わせた明るい印象に仕上げました。
起伏が強い芝生と落葉樹の前庭はとても印象的です。前庭のイロハモミジのトンネルに沿って参道は登り、室町時代の山門(文化財)に続きます。山門の右手前に天然の水掘れ大石(バードバスも兼ねる)手水鉢を据えました。小鳥たちの溜まり場になっています。
山門をくぐると風景は一変し、枯山水の庭園が本堂までひろがります。地盤の起伏も一段と躍動し、ミカゲ石の階段を上りつつ禅寺へ入るのだ!との心構えを促します。正面の本堂と右手の香雲閣は渡り廊下でつないでいますが、その間から奥庭が眺められます。山裾の斜面を利用した滝と池と背後のモウソウ竹林、巨大なモミジ、山桜が見られます。ここも新しく造園したものですが、歴史ある寺院にふさわしいものを心がけました。前庭の信徒会館も、本堂につながる香雲閣の渡り廊下も、足元まで板ガラスをめぐらせました。池の水は山からの沢水と地下水を利用し、スイッチで滝を流せるようにしました。
やや盛りを過ぎた紅葉は、なお心を打つものがありました。ゆっくりと庭園見学をした後で、信徒会館に入り一息つきました。全行程を同行して説明された武山正道老師(90歳)から茶菓のおもてなしを受けました。日々元気に自動車を運転し、全て自分の歯で健康な生活を楽しんでいる。みんなもガンバれ!!と言われて面食らい、心からリラックスしました。
帰途は内沼に立ち寄り、水鳥にエサをやり、夕焼けを眺めつつ花巻に戻りました。桜やツツジの香林寺を見てみたいとのお声も聞かれましたので考えてみます。往復運転して下さった四人の方々に感謝いたします。ありがとうございました。
| カテゴリー: 活動報告 | - |
お墓情報
ゆいっこ新聞11月号に同封した
”お墓ーここが知りたい!−”です。

興味のある方は是非ご覧ください。
| カテゴリー: ゆいっこ花巻新聞同封情報集 | - |
| 1/4PAGES | >>