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ルポ・大槌―24(ボランティア、大集合)
 
(4日大槌発=ゆいっこ花巻支部;増子義久)

 アロマテラピ−、ヨ−ガ、気功、タッチケア、理学療法…。大型連休を利用したボランティアグル−プが被災地に大集結。「ゆいっこ花巻支部」がコ−ディネ−トしただけでも北は札幌から南は関西地区、それに地元を加えて4団体30人以上が大槌町安渡地区の避難所と一時避難している花巻市内の温泉旅館などで被災者のケアを行った。

 とくに、被災地の避難所ではプライバシ−が守られる環境が少ないため、肉体的な疲労だけでなく、精神的なストレスも極限状態に達している。札幌で「ハ−モニ−氣功会」を主宰する小山内和子さんは「最初は気持ちを閉ざす人も多かったが、次第にたった一人が集団の輪に広がり、最後には立ってやる人までいた。体を動かしているうちに表情もほぐれていくのが分かった」と語り、自身が開発した健康棒を全員にプレゼントした。

 関西地区のボランティアのほとんどは阪神・淡路大震災でもケアの経験がある。NPO法人「タッチケア支援センタ−」の中川玲子・代表理事は「阪神の時は嘆き悲しみがパッと伝わってきたが、今回の被災者の場合、深い悲しみが心の奥に沈んでいる感じがした。お話を聞きながら、全身にタッチを施していくうちにここの被災者の皆さんは自然と一体になって生きてきたのが指先から伝わってきた」と話し、「都会の被災者にはある種のもろさがあったが、ここの皆さんには強さというかたくましさがあるような気がした」と復興への期待を口にした。

 この日は災害以来3週間以上、安渡小学校の避難所で医療活動を続けた大阪市立大学附属病院の荒川哲男副院長ら3人の医師も現地を訪れた。「野菜不足と聞いたのでトマト300個など新鮮野菜を調達して来ました」と荒川副院長。また、今後は子どもたちのケアが重要になるとして、アニメ映画などを上映できる映写機一式を寄贈。以前使っていた診察室の一角に「映写室」を設置、さっそく試写会を開催した。また、今後の医療活動について、荒川副院長は「大阪市を通じて大学側に正式に依頼してもらえば、常駐の医師の派遣も再検討したい」と語った。

      (健康棒を使った気功の指導=安渡小学校の体育館で)
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